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卓上談話式演目公演遊技
…無理矢理ある単語を日本語化しようとして失敗したのが今日のタイトルです。
どーも、Bunzoです。

さて。その単語とは。
TRPG…というものです。
正しくは、Tabletalk Role Playing Game…
と言います。それぞれの頭文字をとってTRPG、と呼んでいます。

RPG、という単語は日頃からよく耳にされる方も多いと思います。
ドラクエ、とかFF、とか。ああいうゲームの総称ですね。
何の事は無い、めいぽもMMORPGと称されるRPGの一つです。
さておき、このRPG…ろーるぷれいんぐげーむ。これはそもそもどういう意味か?
Roleは役割。Playingは遊ぶとか、演じるとかという意味を持ちます。
つまり、RPGとは役割を演じて遊ぶゲームの事。
ドラクエだったら「魔王を倒す旅に出る勇者」を演じるわけですし、
FFでも「クリスタルの加護のもと、悪しき力を欲する者を討伐する戦士」を演じます。
ちょっと古い設定ですけどね('・ω・)
めいぽは何を演じているのか。それは「自分で作りだした自分自身の分身」を演じているのかも…
現実では身の丈以上の長さを誇る武具をブン回して怪物を叩き潰したり、
不思議な力を行使して魔法を唱えて天変地異を起こす事など不可能ですしね。
それが出来る世界で、それが出来る自分の分身役を演じている…のかも知れません。

さて、話がそれました…('・ω・)
つまりRPGとはそういうもの。ではTRPGとは…?
このTはTabletalk。直訳すると机で談話。そんな感じ。
ドラクエにしても、FFにしても、それは自分とコンピューターとの対話です。
見える所に町人がいる。そこまで言って、「はなす」を実行すると…

「* ぶきは そうびしないと いみがありませんよ」

というような返答が帰ってくる。これはコンピューターがそういう風に町人に話せと命令し、操っている為ですね。同様に、外を歩いてれば怪物が襲ってくるのも、シナリオが進むのも全てコンピューターがそう命令しているから。ゲームの進行役…マスターと呼びましょうか。その役はコンピューターが行っているのです。

対するTRPGでは、このマスターも人間が務めます。
ある世界を冒険する人物を演じるのも人間であれば、その物語を進めるのも人間。
それがてーぶるとーく…TRPGなのです。

それ故に、想像力とコミュニケーション能力が要求される遊びではあります。
自分のキャラが何処でどのような状況にあって、そこからどういう行動を取るかは全て自分で考えなくてはならないわけですからね。

例えば、あなたの目の前にドアがあるとしましょう。


さて、あなたはどうしますか?入りますか?
ドアを開けるという行動一つとっても…
普通に開ける。カギが掛かっていないか調べる。中に誰か居ないか様子を探る。
面倒くさい、たたき壊す!
…色々と行動が取れる訳です。それをプレイヤーは自由に想像して、最も適切だと思う行動を(或いは「こいつぁ面白い」と思う行動を)宣言して、マスターの指示に従う訳です。


マスター「君は山賊のアジトに無事潜入した。まだ君に気付いている者はいないね」
Bunzo「うっし。じゃ、手っ取り早く首領を潰して壊滅させたいんで、奥へ進みます」
マスター「ん。君が奥に進むと、地下へと続く階段がある。その下りた所に見張りの山賊が一人立っているね。上…君の方は見ていないが、居眠りをしている訳でもない」
Bunzo(それはまた厄介な…忍び寄って仕留めるか?飛び道具も無いし…)
     「辺りに何かありますか?」
マスター「君のすぐ近くに、大きな水樽がある。見張りの人間が飲む為のもののようで、なみなみと水が入ってるよ」
Bunzo(…ほぅ。これは使えそうだ。)
     「じゃ、その水樽を階下に落として見張りにぶつけます」
マスター「…。了解。君は水樽を落とした!」

どんがらがっしゃーん、どかーん!
もの凄い音を立てつつ転がり落ちる水樽。
「な…な…うぉぁぁぁぁっ!!」
響き渡る見張りの悲鳴。しかし時すでに遅く、見張りは水樽の下敷きになってしまった。

Bunzo「よっしゃ、成功成功。」
マスター「…そして、君の行動によってもの凄い轟音がアジト内に響き渡るわけだ」
Bunzo「…あ。」
マスター「そこかしこから『なんだーっ!』『どうしたー!』という声が飛び交い、幾つもの足音が君のもとへ近づいてくる。」
Bunzo「…えーっと…」
マスター「とりあえず階下から3人。おお、背後からも4人来たね。1対多数。勝てればヒーローだねぇ」
Bunzo「…」
マスター「じゃ、頑張ろうか。戦闘に移るよー」

…。
こんな感じです(笑
何をするのも自由。想像のままに行動が許されます。
ただしそれにともなう責任は取りましょうね。
これぞTRPG。濃い世界です。
端から見てれば「なんか5~6人で机囲んでサイコロ振ってる。『じゃあ俺はそのゴブリンに対してライトニング・ボルトを撃つぜっ!』とか言ってるし。何あの集団?」
と見られかねない。…濃い世界です。(笑

さておき、こんなTRPG世界を私が知ったのは大学に入ってから。
同じくしてTRPGを知り、その世界に魅了された友人がいます。
それが今回こっそりとリンクに追加されているrisin氏。
この度、ブログを始めるという事だったのでその紹介を兼ねての記事にするつもりだったのですが…
これ、全部前フリな訳です。うわ長っ。
自分のブログではそのTRPGに関する話題で更新をしていきたいとか。
もしかすると、TRPG中でのBunzoの奇行が曝されてしまうかもしれません。
なんてこったい。
ともあれ、またお暇な時にでもご訪問下されば幸いです。
ではでは。

てぃーあーるぴーじーDiary
by risinさん

by boardtrick | 2006-03-20 10:49 | ゲーム評論
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